原水爆禁止世界大会 広島に参加して
2024年8月4日(日)~6日(火)3日間、広島県立総合体育館グリーンアリーナで開催された原水爆禁止世界大会に参加してきました。開会式では、平和を願う世界各国、各都道府県の代表の挨拶、現地で被爆された方の核兵器に対する思いの発言がありました。
ロシアとウクライナが戦争中ということもあり戦争根絶という議題も多く上がっていました。 またはじめて、被爆された方々の話を生の声で聞き、被爆が身体に影響してくることはもちろん、被爆者に対する差別や、子孫にも影響があると言った話を経験に基づき話されており終戦してなお苦しんでいることを話されてくれました。
2日目は、16個の会場を使って、それぞれ違うテーマで、戦争ついて学ぶ分科会に参加してきました。その中から「非核平和◦核兵器禁止条約に参加する日本を」を選んで、原子力発電所に関する問題や日本からどのようにして核を無くしていくのか、などの意見交換をしながら話をしました。
3日目の広島デー集会と閉会式同じ会場で、海外の原子力発電所の問題や被害の話、被爆者の声を世界に発信する為の活動されている方々の発言を聞いて、とてもすばらしかったので、印象にのこりました。そしてこれからも唯一核兵器を使用された国である日本を中心に広島、長崎の悲惨な記憶を残して、世界から核兵器と戦争を無くす決意を固くかためて閉会しました。 初めて原水爆禁止世界大会に参加し改めて原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さ、そして原子力の危険性を学びました。原爆ドーム、資料館は行ったことがありましたがそれ以上に実際被爆された方、核兵器を無くそうと各国で奮闘されている方の生の声を聞き、今以上にこの問題について考えて行動していかなければいけないと思いました。
建交労の交流会(ホテルメルパーク4階「松」)5日(金)17時30分~
広島県本部の山田昭夫書記長から挨拶から始まり、講師の岡久郁子さん(「黒い雨」で被害に遭われた方の訴訟の原告団長)から第一次の控訴は2021年に勝訴しましたがまだ黒い雨の被害者として認定されていない方がいる為第二次控訴をしているそうで、黒い雨で被爆された方の話を聞きました。 会場を移動して、お店で、豪華なお弁当とお酒をいただきました。初めて会う方々で緊張していましたが建交労での活動について話が弾みお酒も進んであっという間の2時間でした。
参加 朝日分会 西森 山本翔太
投稿 山本翔太